ウチのく~ちゃんネコもふくも所謂「黒猫」です。
もう少し正確な話をするとふくは顔つきなんかも含めて典型的な黒猫に該当しますが、く~ちゃんネコは少し違います。
以前読んだ、毛の色による分類の本の中でアグチ毛を持つ猫は、トラ模様のように色が混じったネコに近いそうです。
アグチ毛(アグーチとも言う)とは1本の毛の中に複数の色が同居している毛のことなのですが、く~ちゃんネコの場合は根元が白く、途中から毛先までが黒です。
実際、く~ちゃんネコには薄くトラ模様や縞があるので顔のつくりも含めてトラ模様の猫に近い感じがします。
ぱっと見は黒猫ですから、興味のない人にとってはく~ちゃんもふくもあまり変わらないのかもしれません。
でもじっくり付き合ってみると同じ黒猫でも随分違いますし、それぞれとても個性があり魅力的な存在です。
ほんとかどうかわかりませんが、インスタ映えしないから黒猫は不人気だとか、譲渡会などでも黒猫が残ってしまうだとかネットで見たことがあります。
かつてはヨーロッパでも黒猫は一時期不吉の象徴とされ、沢山殺されてしまったかわいそうな過去もあるそうです。
もちろん現在ではそんなことはないでしょうが、アニメや物語の中に登場する黒猫は今でも魔法とかオカルト的なイメージの象徴として出てくることが多いかもしれません。
ただ日本では、黒猫の招き猫もありますし、昔は結核に効くなんて迷信もあったくらいで悪いイメージはもともとないのでしょう。
私の周りでも黒猫が嫌いという人はあまりいません。(以前、親族の一人に黒猫は不気味と言われたことがありましたが)
いずれにしても猫の魅力の一つは様々な配色や模様のバリエーションの多さでしょう。
黒猫もその中の一つだと思いますし、実際一緒にいるととても美しいと感じます。
今後、譲渡会などでネコと出会う機会がある方は是非黒猫ちゃんにも注目していただきたいなと思います。